ジャーマン記事2009年7月

「E-30の反逆」

皆さんこんにちは、いかがお過ごしですか?

最近は、寒暖も激しいうえに「新型インフレンザ」も関東にまで進出していて健康管理に注意が必要なニュースばかりですよね。

私たち、「つたえの仲間たち」も正直、寒暖の激しさに「体」がついてきていないです。(何といっても工場内は、今の時期で35度以上!)しかし、弱音は吐いていられないので、「栄養ドリンク」飲んで!「ぬるいポカリ」を叩き込んで!「気合」で乗り切っています。

 そんな中、今回は足廻りの対策について書いていこうと思います。前回「KONI」の足廻りに変更した後、ミョーに車高が落ちてしまいました。

通常走行では問題は無かったのですがちょっとばかし落ちすぎている感じがあり、「ジェントル仕様」とは言い難いので、少しばかり対策を施すことにしました。

まずは、思っていたよりも下がってしまったリヤ側から手を入れましょう。「KONI」のショックアブソーバーは「伸び側」でショックを多く吸収するタイプの為、他のショックアブソーバーを入れた時よりも車高は下がります。ただしストローク自体は十分に確保してあるものなので、スプリング自体を変更するか丈を増せば十分対策になります。今回は以前にも(7年も前の話ですが、、、)行っていたスプリングサポートを2重に噛ます方法を施しました。結果、車高を6mmほど上げられました。

ちなみに「スポーツサスペンション」と「ノーマルサスペンション」では、「ばねレート」、「ばね長」は異なっています。スプリングサポートも(現在は廃番ですが)もともと調整用の厚みが異なるタイプがありました。

これで、「ビルシュタイン」よりは下がり気味ですが、リヤの車高は良い感じになり、それに伴ってフロントも3mm近く車高が上がりました。

次に、車高の変更に伴ってアライメントを測り直します。前回、タイヤサイズを変更し、205/50.16から195/50.16に変更し銘柄も「インドネシア産ナンチャってポテンザ」からブリジストン製の「スニーカー」に変更してからも1度計ってはいるので、そのままでも十分まっすぐ走るのですが、特性も変更したかったので調整をしました。

この車両は「ノーマル」より前傾姿勢にしています。(これは個人的趣味です。何となく正面から見た感じが攻撃的になるので性能度がえしにしています。)おまけに、エンジンパワーが小さいので、エンジンを回してナンボ的な車になっています。なので走っていて楽しい車にする為に、今回は、直進性能よりは回答性を重視したセッティングにしました。

そして、トレッド幅も稼ぐために、フロント5mm、リヤに10mmのワイドスペーサーを噛ましてコーナリング時の踏ん張りを高めました。もちろん、フェンダーからの隙間が少なくなったので見栄えも良い感じに仕上がりました。

走った感じは、狙っていたコーナリング時の限界も上がりましたが、思っていたほど直進安定性も悪くないので満足できる仕上がりになっています。(もちろん自分としてはですよ。)

「足」関係は、これで仕上がりかな。次回からはブレーキや、前回にも書いたエキゾースト関係を挑戦して掲載していこうと思っています。

では、皆さん次回もこのコーナーでお会いしましょう。

PS,今回、写真を撮り忘れてしまいました。スミマセン。

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